全然、予想してなかったけど同居をやめることになりました。
発端は私が家出をしたからです…。我慢できず、はい、すみません。
義父がしつこい話は、結婚当初から悩みでした。
しかし、ほとんど無視することによって(私の中で)解決していたのですが、機嫌が悪い時の義父を避けられませんでした。
きっかけは、ほんの小さなこと。
義母が帰りが遅くなる予定があり、あらかじめ おでん を作っておいてくれました。
義母不在のその日、夫は出張があり夕飯食べてから出発でした。
私は、「お義母さんが用意してくれたので、夕飯は用意するものゼロ!」と思っていました。
そして夫出発2時間半前。
台所では、なぜか義父が味噌汁を作っていました。
なぜ味噌汁をこの時間に作っているのか…。まさか19時に食べるために今から味噌汁の準備だと?
(いつもは義父は19時に食べます)
どうやら、息子のために味噌汁をつくらなきゃと思ったようです。
出張の事知ってたっけ?(いつも覚えてないし、興味がない)
不穏な空気…。
「おでんと味噌汁は合うのだろうか?」と疑問を抱きつつも、
「ま、別に味噌汁あってもいっか」と受け入れました。
ですが、義父がそこで私に対して暴言を吐いたのです。
おおよそ「何もしない」という内容です。
私の何かがブチッと切れました。
私は言い返しました。
最初は冷静に。
ですが、相手も言い返してきました。
義父「嫁なんだから、ちゃんと〇〇(夫の名前)のために準備してやれよ!!!!」
私「あなたが早い時間から台所を占領しているから夫のために用意ができなかったのでしょうが!!!」(相手のトーンに合わせてキレてしまっている…)
容量が悪い義父なので、味噌汁作るのに1時間かけてやります。
出汁を一からとっているわけではありませんよ。念の為。
夫のために準備してあげよう(なぜお前が?)とする気持ちは素晴らしいですが、そうやって今までも「嫁」の仕事を奪ってきているのです。
我慢していたのに「やらない」と評価されていたと知り、
ふざけんな!!と思いました。
夫の出張に合わせて、私も実家に帰りました。
義父の暴言は、これまでにもあり、義母と仲が悪くなったのもそれが原因でした。
機嫌がいい時は上品な男、機嫌が悪くなるとネチネチした論理力皆無の感情的な男になります。
それは同居してからもする前も変わらず、義母は、なるべく機嫌を損ねないようにしていました。
でも私から見たら義母の言い方は「あーそれは、お義父さんのプライド傷つくだろうな」と思う事もしばしばあり、うまく手のひらで転がせない状態でした。
考えてみたら、ずっと危うい家族関係だった気もします。
私は以前にも義父の件を、義母に相談していたのですが、
彼女の頭の中は「これまでの保守」でした。
決して私の味方にはなってくれませんでした。
嫁より夫の味方をする、しょうがないと思いつつも、悲しい気持ちになりました。
それでも、なるべく良くしてあげようと思ってました。
ですが、私に暴言を吐いたことは許しません。
怒るべきところで怒らなければ、対等で建設的な関係を築くことはできないと考えます。
同居中の嫁が家族のヒエラルキーの下になってはいけません。
一番年下だからと言って、全部従わなければいけないというのは間違ってます。
お互いを尊重していかなければいけません。
数年一緒に住んで気がつきましたが、残念ながら、彼らに年下の者が何か意見をいう事を許す器量はありませんでした。
というか、自分が一番と思っている二人ですから、非常に意見が通りにくい状態でした。
「なんでも自分たちがやりたい」という気持ちが強かったです。
事あるごとに夫に相談していたものの、夫も何かアクションを起こすことはありませんでした。
常に私の味方をしてくれたので、気持ち的にはラクでしたが、良くも悪くもならないし何度も同じような喧嘩が起きていたので、私も「またか」と諦めかけていました。
しかし、私が家出というアクションをしたことにより、夫が義母と義父の3人で話し合いをしました。
これまでの、私が嫁ぐ前からの義父の暴言について、ようやく家族会議をしたようです。
遅すぎる…。嫁ぐ前から解決しておいてくれよ。
私は夫に「もう一緒に住むのは無理」と言いました。
これ以上一緒にいても、義両親のスタイルを変えることはできないし、義父を変えることもできないし、私自身も我慢せず生活したいし、義両親が夫を「子供扱い」のままだったのが気になることでもあったので。
そして、同居解消の結論になりました。
自分でもこうなるとは全く予想しておらず、私の突発的な家出をきっかけに、あれよあれよと決まりました。
夫が私がいない間、義両親と向き合い、話し合いを重ねてくれたことで良い方向に向かいそうです。
別々に住みますが、近くにしようと思ってます。
少し距離を置いて良い関係を義両親と築いていきたいと思います。
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(2018.12.19 加筆・修正を加えました)