嫁はお客さん
義理の両親と一緒に住み始めて、最初はお客さんみたいな感じでした。
私は転職みたいな気持ちで早く会社(家庭)の仕事を覚えなきゃ!と思っていたのですが。
入ってみたら、新人に家事は任せられないどころか、お客様には家事は任せられない状態。
当時の役割分担は、こんな感じ。
お義母さん→料理・買い物・たまに掃除
お義父さん→掃除・洗濯・庭掃除・買い物
夫→なし
お義父さんがよく動くのですよ。
掃除機もかける男性です。
(夫のなしっていうのもどうなんでしょうね。)
最初の仕事は洗濯物係
お義父担当だった洗濯物は、若い女性物の下着があるので早々手放して、私がやるようになりました。洗濯機の使い方を最初にレクチャーしてくれたはお義父さんでした。
「洗濯も庭も掃除しなきゃいけない!」とぶつぶつ言っていたのを覚えてます。
洗い・すすぎ・脱水を一つづつ手動で設定していき、義父は「何回洗って脱水したか」を数えてました。
風呂の残り湯を節約のために使うので、ポンプのやり方とか聞いて教えられた通りに初め1ヶ月くらいはやっていたのですが、ある時気がつきました。
「全自動モード」の存在に。
実家の洗濯機はボタン一つで全部できていたのにも関わらず、ここの洗濯機は古そうだしいちいち設定しないとできない昔の感じ?なのかと思ってました。
洗濯機を5〜10分おきに設定するために張り付いているなんて面倒くさ〜い!
O型の血がここで炸裂。
全部いっぺんに最初に設定できないの?とやってみたらできました。
さらに、簡略化。
水を貯める時に風呂の残り湯を入れ洗濯機の蓋をして、スタートボタンを押す。
設定なんてしない。これだけでOK。
洗濯機が自動で量と水位を判断し、洗い・すすぎ・脱水回数を自動でやってくれます。
これに気がついた時、「なんて今の洗濯機は便利なのかしら!」と思いました。
(もはや過去から来た人)
「時間がない」とぼやいていたお義父さんはきっと洗濯にかなりの時間を使っていたことでしょう。
そう、この通り、うちのお義父さんは、少し要領が悪いです。
庭仕事もずっと外で葉を拾ってますが、
「落ちてくるのを待っているのか?」と親戚に言われたぐらいです。
いっぱい落ちてから集めて拾おう〜という面倒くさがりの人とは逆です。
義母から言わせると非常に丁寧に生きている方です。
神経質な部分もありますが、潔癖性ではありません。
掃除機をかけるが、掃除ルートがありそこから外れた所はホコリだらけという事はざらにあります。
洗う係になる2
一方、義母は、要領はいい方です。貯めて貯めて最後に一気にやれば良いという感じです。
これも良いんだか悪いんだかで。
料理を作っている際、合間に洗い物は一切しません。
義母が料理中、何もやる事ない私は、料理器具を洗おうとしました。
止められました。
「そういうのは最後にやればいいのよ」と。
えーと…この件に関して今でも
納得いきません!!
結局、食べ終わった後に洗い物するのは私なのです。
「作ってもらったので〜」と言って皿を洗います。
当時は大皿料理なしで、小鉢や皿などにちゃんと盛ってある感じだったので、一人あたりの器は約5枚。それが4人分。
器類とさらに、フライパン、鍋、ボール、その他もろもろ調理した器具などどっさり洗う前のやる気の出なさと言ったら。
そして洗剤が薄めすぎて泡立ちが悪く油が切れない!(←義母の仕業)
と、泡よりも自分が苛立つ始末です。
今現在は、私が時間をずらして夫が帰ってから食べるので、調理器具等は洗われてます。
洗剤もたまに足すことにしてます。
洗う係としては洗剤はストレスなく使いたいものです。
節約のためとは言え、ね…。
我慢と忍耐はつづく同居嫁アーちゃんでした。